ゲルハルト・リヒター展@ 東京国立近代美術館 2022年7月9日
絵画展
東西線竹橋近くの東京国立近代美術館にて開催されている
ゲルハルト・リヒター展を見てまいりました。
日本では16年ぶりとなる大規模な個展だそうです。
先日、箱根のポーラ美術館にて作品を拝見してから
ファンになってしまい、個展も拝見したいとやってまいりました。
近代美術館には以前に横山大観の展示の際に伺った事があります。
あの時は大混雑で 大変な思いをしましたが、今回はどうでしょう。
チケットは日時指定が採用されているので、会場の混雑はそれほどでもなく。
まずは、ビルケナウから。
一室すべてビルケナウです。4点の抽象画と抽象画を撮影した写真作品、およびグレイの鏡で構成されています。
ビルケナウは日本初公開。
見た目は抽象画ですが、その下にはビルケナウ強制収容所でゾンダーコマンドが隠し撮りをした写真を基に描いたイメージが隠れています。
隠し撮りの写真も展示されています。
グレーの色、赤の色、隠されたイメージは見えないのですが、それでも浮かび上がってくる何かを感じました。
カラー・チャートシリーズ
色の組み合わせが楽しい。25色で構成されているそうです。
こちらは「花」という作品。最初は写真に見えましたが、油彩です。確かに近くで見るとわかりますね。
こちらは「ストリップ」という作品。デジタルプリント。
こちらは「ヨシュア」という作品。
色使い、立体感、見どころが多すぎてしばし立ち止まってしまいました。
10月2日まで開催されているので、もう一度行こうかと検討中ですが
その後、豊田市美術館に移動するので、そちらでもう一度見ても良さそうです。
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