両足院大書院特別展「杉本博司:日々是荒日」@京都2021年11月8日
京都
京都3日目。
今回の旅の一番の目的が杉本博司さんの「日々是荒日」を鑑賞する事でした。
9月1日から販売されるチケットを即座に予約し、この日を待つ事2ヶ月ほど。
ようやく、ようやく、鑑賞の日がやってまいりました。
事前予約のみ、数人での鑑賞という事で、それも楽しみの一つ。
やはり、静かな環境でゆっくり鑑賞したいものです。
建仁寺は以前訪れた事があるのですが、両足院は初めて。
入り口を入るとこんな感じです。写経などの受付もこちらなのですね。
少し早めに着いてしまったのですが、待ってる方もいらっしゃいました。
時間になり係員の方の説明を聞き、さあ、作品とご対面です!
ああ、本当に・・・静寂な空間に迫力ある放電場が素晴らしい!
モノトーンがこれほど和の空間に最適だとは。
思えば水墨画も和の空間がとても似合う、それと同じなのですね。
そして、こんなにも近くで作品を拝見できる事が、何よりも嬉しい。
お軸の下には光学硝子五輪塔がありました。
放電場の襖の裏は雨のモチーフ。これも美しい。
ひとしきり写真を撮影した後は、畳に正座して放電場を鑑賞。
静寂で落ち着いた時間、心が震え、なぜか涙が出そうになりました。
凛とした圧倒的な何かを感じたのかもしれません。
素晴らしい時間に感謝です。
ショップでは、五輪糖の千菓子を購入。かわいい!
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