江の浦測候所にて~No.1
2017年10月末に予約をしていたにもかかわらず、
台風でキャンセルになってしまってからずっと行きたかった江の浦測候所ですが
ここに先日やっと行くことができました!
最寄駅の根府川から予約制のバスがありますが、私は車で向かいます。
ここは、直島来訪で大好きになった杉本博司さんの作られた場所。
まだまだ勉強不足の私は、何があるの?と聞かれると、戸惑ってしまうような
そんな場所です。
まずは、待合棟。こちらでチケットを渡し、パンフレットを頂き係の人から説明を聞きます。
待合棟の地下にはロッカーと化粧室。
そこにはさりげなく「劇場」と「放電場」が設置。
もう、この時点で感動ものです。
こちらは明月門。
鎌倉の明月院に設置されていたものだそうで、過ごしてきた時間の重みを感じさせる門です。
こちらはギャラリー棟。
パンフレットによると「海抜100mの場所に100mのギャラリーを作った」そうで、
夏至の日にはここから上る朝日を見ることができるそうです。
現在は、「海景」シリーズが展示されています。
この「海景」シリーズが私は大好きで、写真集まで買ってしまったほど。
ただの海と空ですが、それがとても雄弁で、色々な言葉を私に語りかけて来ます。
光学ガラスの舞台。
この日は最高に良い天気で、ガラスに光が反射して最高に美しい。
冬至光遥拝道の上に立って撮影しています。
風がかなり強かったため、先端の方までは行けませんでしたが
高所恐怖症の私は相当怖かった…
杉本さんにとっての最初の記憶はこのあたりの海なんだそうです。
昔はこのあたりの東海道線は湘南電車と言っていたように記憶していますが
私も熱海~小田原間の車窓が最高に好きで、熱海から横浜に戻る時には新幹線には乗らず
必ず東海道線に乗っていた事を思い出しました。
「ああ、昔大好きだった景色はこの景色だったなあ」と、ちょっぴり感傷的
No.2に続きます→
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